アンモライトの歴史・言い伝え

アンモライトは、2億7000万年ほど前の海に生息していた、アンモナイトが化石となり、7000万年の時を経てその表面に、アラゴナイトが付着してイリデッセンス(遊色)効果を発するようになったものです。イリデッセンス効果とは、光を当てた際に物質内の構造により多色の乱反射が起こり、表面や内部に虹色のような多色の輝きが生じることを言います。
アンモライトの鉱物学データ
- 英名 : ammolite
- 和名 : (-)
- 組成 : 物により成分は異なる。 [ 主成分はアラゴナイト : CaCO3 ]
- 色 : 色彩は様々。赤、黄色、緑色が一般的、青や紫は希少。
- 光沢 :
- 結晶系斜 : –
- へき開性 : –
- 光の屈折率 : 2.50以上
- モース硬度 : 4.5前後
- 比重 : 2.60~2.80
- 靭性 :
- 石言葉 : 過去を手放す
- 別名 :
アンモナイトの化石をスライスすると、アンモナイトが生きていた頃は気室だったところが空洞になっていたり、その部分にカルサイトがつまったものや、内部がヘマタイトやパイライトに置換されたものなど、一つとして同じもののない個性的な模様を見ることができます。
アンモライトのお手入れ・取り扱い
紫外線、塩、水は品質の低下を招く恐れがあります。日光浴や塩を使った浄化、水浴は避けたほうが無難です。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
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◎ | ◎ | × | ◎ | × |
アンモライトの主要原産地
カナダアルバータ州、他