エメラルドの歴史・言い伝え

古代の宝飾品に用いられていたエメラルドのほとんどはエジプトの鉱山から産したものである。おそらく紀元前2000年頃にはすでに採掘され、クレオパトラ鉱山と呼ばれている。エジプトでは永遠と再生の象徴とされ、ローマ時代の頃からは各文化で眼の疲れを癒す宝石として用いられてきました。
エメラルドの鉱物学データ
- 英名 : emerald
- 和名 : 翠玉(すいぎょく)
- 組成 : Be3Al2Si6O18
- 色 : グリーン(エメラルドグリーン)
- 光沢 :
- 結晶系斜 : 三方晶系
- へき開性 : あり(不明瞭)
- 光の屈折率 : 1.57~1.60
- モース硬度 : 7.5~8
- 比重 : 2.6~2.8
- 靭性 :
- 石言葉 : 安定・明晰・満足・喜び
- 別名 :
内部に特有の傷が無数にありますが、これが天然ものを見分ける基準となっています。大きく傷が少ないほうが価値が高く、明るく濃い緑色のものが最上級とされています。
エメラルドのお手入れ・取り扱い
変質の恐れがあるため、長時間の太陽光による浄化や水による浄化は避けましょう。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
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◎ | ◎ | × | ◎ | × |
エメラルドの主要原産地
エメラルドの主要彦地はコロンビアで、わずかに青色味を帯びた緑色から強い青色味の緑色が特徴で、最も美しいエメラルドの産地として評価されています。
その他の産地は、ザンビア、ジンバブエ、ブラジル、アフガニスタンなど。通常コロンビア産以外のエメラルドは、青色味が強く硬い色味を示す。