アイオライトの歴史・言い伝え

アイオライトは、”紫”を意味するギリシャ語”IOS”に由来します。この名前は、ブルーのサファイアと並べた時にアイオライトがいくぶん沈んだブルーに見え、それが「菫(すみれ)がかった色」と例えられたことに由来します。
北欧の伝説によれば「バイキングの石」と言われ、曇りの日に太陽を見つけるために偏光フィルタとしてアイオライト使用したと言われています。
アイオライトの鉱物学データ
- 英名 : iolite
- 和名 : 菫青石(きんせいせき)
- 組成 : (mg,Fe2+)2(Al2Si)[Al2Si4O18]
- 色 : 青、紫、茶色がかった、黄色がかった灰色
- 光沢 :
- 結晶系斜 : 六方晶系
- へき開性 :
- 光の屈折率 : 1.54~1.57
- モース硬度 : 7~7.5
- 比重 : 2.53~2.78
- 靭性 : 透明、半透明
- 石言葉 : 初めての愛
- 別名 : ウォーター・サファイア
アイオライトは非常に強い多色性のため、その色の特徴から『ウォーター・サファイア」の誤称で呼ばれることがある。
アイオライトのお手入れ・取り扱い
超音波洗浄での洗浄はおすすめできません。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
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◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
アイオライトの主要原産地
アイオライトは、世界中の多くの場所で見つけることができます。大半はインドから来たが、オーストラリア、ブラジル、カナダ(イエローナイフ)、マダガスカル、ミャンマー(ビルマ)、ナミビア、スリランカ(セイロン)、タンザニア、米国からも産出されます。
アイオライトに合う職業・業種
接客業・小売業 教育・インストラクター系 美容関係