
ラピスラズリ(瑠璃)は、ラズーライト(天藍石)、ソーダライト、アウイン、方解石、黄鉄鉱など数種類の鉱物から構成される青色の岩石です。
ラピスラズリの組織や色は石によって違いますが、もっとも良質なものに共通しているのは、深みのある濃い青色と、自色の方解石と真鍮色の黄鉄鉱の小片を含んでいることです。
ラピスラズリは巨大磯として、あるいは石灰岩中に産することが多いです。最高品質のものはアフガニスタンで採れ、ツタンカーメンの面など、数々の有名な品に使われてきました。
ロシアやチリでは、淡い青色の石が採れ、アメリカ産のものは色が濃く、カナダ産は明るい青色です。
ラピスラズリを身につけていると凶事から守られるという昔からの伝承があります。ラピスラズリのイミテーションは、着色したジャスパーと銅のインクルージョンでできています。